かたちを与える

雑多な所感

科学

『道化師の蝶』および『Self-Reference ENGINE』(円城塔)

円城塔氏の『道化師の蝶』および『Self-Reference ENGINE』を読んでの感想. 以下,ときおり私が考えていたこと. あるふたつの考え方が互いに矛盾していようとも両立して存在しうる,ということ.互いに矛盾したふたつの文章も共存は可能なのだ. (1)AはBで…

科学を学ぶことに伴う不安

科学を学んでいると,いや厳密にいえば科学の歴史を学んでいると,時折漠然とした不安を覚えます.それはどのような不安かというと,「私が普段科学を学んで得た知識は”本物の”知識なのだろうか?」という不安です.この不安がいったいどのようなものである…

29th Dec. 2014 日記

12月29日の日記. ずいぶんとゆっくり睡眠を取ったので,快適な1日を過ごすことができました.トラウマになるようないやな夢を見ましたが,そのあと再び眠りについたのが良かったのでしょうか.「戦略的休養日」の今日したことといえば,テンソルの勉強をし…

物語ってなんでしょう

物語ってなんでしょう.どうやったら物語を書くことができるのでしょう.深夜から明け方にかけ『カオスの紡ぐ夢の中で』(金子邦彦 著)を読んだあとの率直な感想です. 本書には著者の深い「科学的な」洞察が随所に織り込まれています.しかしその「科学的な…